この歳になって感じるのは、会社の人事評価では
「頑張っていますアピールが上司に伝わること」が勝敗を分ける
ということです。
このアピールにはいくつか特徴があります。
- 常に仕事の大変さや辛さを表情に出す
- 工夫よりも、遅くまで働く姿を見せる
- 自分の置かれている理不尽な状況を強調する
- 上司に聞こえるように、見えるように発信する
こうした様子を見ると、NHKの大河ドラマ「豊臣兄弟」を思い出します。
登場人物それぞれが、自分の評価を上げるために独自の戦略を取っていました。
評価する側の人間も興味深いもので、
文句や不満を口にする人の方が評価が高く、何も言わない中堅は低めになる
という傾向が見られます。
それでも会社が回っているのであれば、それはそれでいいのかもしれません。
織田信長も本音ではそこまで評価したくない武将に対しても、
うるさいからと過分な褒美を与えたことがあったかもしれません。
逆に、黙って働く武将には厳しかった可能性もあります。
サッカーのワールドカップでも、ファールを強調してアピールする選手がいます。
見ていて違和感を覚えることもありますが、
人間にとってこうした行動は自然なものなのかもしれません。
ただし不思議なのは、
このアピールは「効く相手」にしか行われないという点です。
つまり、効果があると分かっている相手に対してだけ行われます。
実際、私には誰もこうしたアピールをしてきません。
これはある意味、非常に合理的な行動と言えます。
それでも、どこか納得できない自分がいます。
もし「評価=お金」である以上これが避けられないのなら、
会社としては、
お金とは別の評価軸をつくり、アピールが苦手な真面目な人を救う仕組み
が必要なのではないでしょうか。
さて、最後に一つ問いです。
このような環境の中で、当社で生き残るのは一体どのような人でしょうか。
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