CO₂を吸収する焼かないタイルの登場

タイル製造時に多量のCO₂を排出していたメーカーが、焼成不要のタイルを開発し、企業方針として従来の焼き窯を閉鎖し、この新タイルでの事業展開を決定したとのことです。その企業は株式会社加納で、そのタイルはテラウェルと呼ばれています。このタイルはCO₂を排出せず、さらにCO₂を吸収するという革新的な特性を持っています。

多くの企業がCO₂削減やゼロエミッションを困難と見なしている中、株式会社加納はこの課題に挑み、新たな事業へと進出しました。

私たちが直面している問題は、タイルメーカーのCO₂排出問題と比較しても難しいものではありません。この話から学ぶべきは、ゼロベースで物事を考え、課題に取り組むことが新しいイノベーションを生み出すということです。

テラウェルのCO2削減貢献度

セラミックタイルは、1m2の生産につき18.5kgのCO2を排出しています(全世界の生産量161億m2※2020年、生産時のCO2排出量年間2億9,785万t)。テラウェルは1m2の使用で1.3kgのCO2を吸収します。

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