昔、ある会社の社長から聞いた話が忘れられません。
その社長は灘高→東大→住友商事とエリートコースを歩んできた方ですが、30代に独立をして会社を立ち上げたそうです。最初は上手く行かず大変苦労したそうです。そんなある日奥さんが家に帰ってくるなり一言「区に申請すれば児童手当が貰えるよ。」と嬉しそうに話してくれたそうです。
その時の衝撃が余りにも辛く、俺はいつから「施される人間になってしまったのか、そして妻にこんな言葉を嬉しそういわせて、お前どうするんだ」と自分を恥じたそうです。それから彼はがむしゃらに働き、会社を上場させました。今は引退をされましたが、私はこの言葉は50歳の時に聞き感銘を受けました。
現代はいつから国民は施されることに躊躇もせずに、更に当たり前のことのように要求するのでしょうか?皆んなが施される側になった民族はどうなるのでしょうか?
そういえば「シンデレラマン」という映画があります。この映画アメリカの戦前のプロボクサーの実話です。若くしてアメリカチャンピオンになるのですが、身体を壊してボクシングができなくなり、日雇いの港湾労働者になります。小さな子供を抱え、耐えきれず生活保護自給の列に並びます。周りの人はチャンピオンだった人がと陰口を叩きます。
そして数年後に彼は奇跡的にチャンピオンに帰りざくのですが、真っ先に彼がしたのは生活保護の列に並ぶ、窓口に自分の順番が来た時に今まで貰った生活保護のお金を全額返すのです。この映画は辛い時に時々見ますが、泣けます、そして自分もやらなきゃと思わせる映画です。
施す側にみんなでなりませんか。
ブログ村のランキングに参加しています。よろしければこちらのボタンをクリックお願いします。


