ホワイト物流の実施

先週スバル北本工場視察での出来事。

スバルは国土交通省が推進する、ホワイト物流に取組んでいました。
ドライバー不足を補うために、少しでもドライバーの作業負担を減らすために、納品事前予約時間制度の導入を行っているそうです。これによりドライバーの待機時間が劇的に減少したそうです。

更に以前はドライバーがスバルのフォークリフトを使用して荷下ろしをしていたが、現在はスバルの社員が荷下ろしをするそうです。これもドライバーの負担低減だそうです。

当社の相手している企業さん中にはこの真逆をしている大手企業さんが沢山います。売上高数千億円もあるにもかかわらず、荷下ろしはドライバーにさせ、結果2人でないと荷下ろしができないことが発生するなどの事態になっています。その配送費は出荷元です。大手企業ほど本来は業界全体のことを考えるべきなのにと考えさせられます。

これは企業の社員の問題でなく、経営者の問題です。日本の経営者の多くはサラリーマンです。自分の代だけの業績しか考えにくいのでしょう。非常に残念です。その姿勢は次の世代にも受け継がれます。

当社は大企業ではない弱小企業ですが、精神だけは大人でいようと思います。早い段階で現場と話し合い、出来ることからドライバー負担を減らしていきたいと思います。

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崎陽軒のシュウマイ弁当

崎陽軒のシュウマイ弁当は長年お世話になっています。間違いのないお弁当です。

今日はこのお弁当の価格の推移です。
記憶が曖昧ですが10年ぐらい前は多分760円ぐらいでした、その後860円、そして現在は950円です。この10年間で25%の値上がりです。昨今の物価上昇を見るといかしかたないかな、です。

我々工業製品を製造しているメーカーもこのように販売価格を恒常的に、適時価格変更を行う癖を私達は付ける必要があります。
さらに言えば値上げしても顧客が「このクオリティなら仕方ないね」と納得させる製品作りが最低限の条件かもしれません。

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本日14時、薬院ビルからの福岡の空

本日の福岡は不思議な天気でした。青空だと思いっていたら急に暗くなり霙となる。
なぜか西の空は青空が見えます。そして急激に気温は低下し10度を切りました。

地元の方に聞くと、日本海がすぐそばなので冷たい海からの冷たいか風が入るとこうなるそうです。縦に長い日本の特徴です。寒くなってから福岡は美味しい季節がやってきます。

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オールドスクール的なとは?

大谷翔平がMVPを獲得から早1週間が経過しました。最近各スポーツジャーナリストがコメントを発表しています。本来野球は打って、守ってが基本、だからDHでは半分しか野球をしていないので、MVPにはなれないというのが常識だったようです。

ではなぜ大谷は満票でMVPが取れたのかです。ある記者はのコメントでは「一部のオールドスクール的人間達だったら間違いなく大谷は選ばれない。」でも彼は明らかにその古き良き考えを根底から破壊した。誰より多くのホームランを打ち、誰よりも多くの打点を稼ぎ、打率も1位にあと少し、そして誰よりも多くの盗塁をし、そしてすごいのは誰よりも多くの試合に出場している。古い野球観ではこの偉業を表現できない」と投稿されています。

これを会社の仕事に置き換えてみると。
まず当社ではドジャースが大谷を試合に出場させるに似たような行為は行われない。それは製造・営業だけでなく、あるいは労使双方も同じかもしれません。つまりオールドスクールなのです。このオールドスクールの人達は当社だけでなく日本の多くの企業がそうなのかもしれません。だから日本は世界から急激に落ちて行っているのかもしれません。ほとんどの日本人は遅れをとっていることすら認識していませんが。

だからこそ、当社が将来に向けて成長の道に踏み込むためには既存の「オールドスクール」達を駆逐して進しかないのかもしれません。
挨拶ができるか、文章が書けるかとか、知識があるとかないとかではなく、ものすごいウスピードで新しい知識と経験をスポンジのように吸い取る若者の台頭が必要なのかもしれません。
そしてオールドスクールのメンバーはその若者を陰になりバックアップし手助けすることです。

オールドスクールのメンバーからすれば、俺たちのやりがいはどうしてくれるのと言いたいでしょう。俺たちのやりがいは若者をバックアップすることで得るという考えになれない人は、この企業から旅経つ必要があるかもしれません。

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毎日が正念場

この正念場という言葉は「重要な局面」という意味です。元は歌舞伎のことなだそうです。そういえば本題からずれますが「型を崩す」という言葉がありますがこれも元は歌舞伎の言葉だそうで、つまり基本的な型ができている人が、それを発展させるために行う行為で、型ができていない人は、形無しです。

さて本題です。
当社は今が正念場です。つまり毎日が正念場なのです。世界は大きる変化をしています。石破さんが最低賃金を1500円に20年代に実現すると言っています。あと5年です。計算上では年7%以上の賃上げが必要です。今年でも5%前後です。何の根拠から出したもんか分かりませんが、実現には大変です。でもこのような経営が分からない人が言わないとこのような数字はでません。だからこれはこれでいいのです。

お金の話になりましたが、当社における事業の柱を少なくとも10本は作らなければなりません。一事業1億円以上、今はかき集め状態です。これを整理し組直しをしなければなりません。日々の業務追われながらもこの大事な構築は長村製作所がどうしてもこの一年で成し遂げなければならない課題です。

社員にも正念場があります。
現在、製造部門はアッアップです。休日出勤、残業の連続です。斜に構える、誰が残業なんかするもものかといかぶるベテラン社員、翻弄される管理職。皆大変です。来年度の受注の正念場のこの12月。1月余裕をこいていられない営業マン。
ただし、正念場だと自覚している人いない人が問題。一番危険なのは正念場だと思っていない管理職。人間楽天家を自負する人、正念場を口にするが意味が分かっていない人、色々な人がいます。

今一度、当社は今が正念場です。

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働くお母さんへ

当社にも子供を抱えたお母さん社員が沢山います。皆さんよく頑張ってくれています。
正直言えば、女性には失礼ですが、旦那頑張れよ、奥さんが働かなくてもいいように稼げよと言いたいのですが、この発言はアウトなので独り言として許してください。

そのうえで

働くお母さんの皆さん、無理は絶対にしないで働いてください。あなた方は眠る以外全部働いているのです。仕事が終わっても家に帰れば、やることが一杯です。あっという間に深夜です。あっという間に朝です。だからどこかで手を抜きましょう。ごはん、スーパーのお惣菜で問題ありません。疲れてうたた寝問題ありません。たまに自分だけの為に有給休暇取得問題ありません。

そのうえで

会社を経営する私から
その代わり、仕事を効率的にできるようにそれぞれの会社、それぞれの部署で取り組みませんか?そのほうが会社にとってもいいし、皆さんにとってもいいです。そうすれば会社の収益も上がり、皆さんの給与も上がりやすくなります。一つは昨日より少しでも作業時間を短く処理する。あるいは業務そのものが必要なことなのかを含め見直す。反対勢力はいます、でも大丈夫母は強いから。

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男前のずるさ

昨日は工場に2人の男前が来社されました。

一人は富士フイルム******社の営業部長さんです。ピシッとスーツを決め、髪型もバッチリデス。話は今朝の日経新聞の話題からです。当社の木て明日ね7年目に入りますが、日経新聞の話題からの商談初めてです。典型的なできる営業部長。

二人目は太田市の元早稲田大学野球部出身のベンチャー企業の社長です。この方も男前です。甘いマスク、絶対モテます。なぜか母性本能をくすぐるタイプ。まじめで誠実、清潔感ある若き社長です。

このお二方とも多分自分のこと男前とは言わないでしょう。でも絶対自覚しているはずです。それを全く見せません。不細工な男からするとずるいです。これでは全く勝てません。
男前の人間は多少でも横柄であってほしいです。そんぐらいのスキを作ってほしいです。

男前の方々、独り占めはダメです。

企業においても同じです。独り占めで仕事すると、後輩が育ちません。それと周りの社員のやる気を阻害します。できる社員こそスキを作り、多くの方に挑戦する気持ちとチャンスを上げてください。

あなた方が頑張っていること、アピールしなくてもちゃんと分かっています。だから独り占めをしないで下さい。

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もうすぐ今年も終わります。

11月もあとわずか、今年も後一カ月になります。

昨日、年賀状が家で話題になりました。一昨日から年賀状は出さないようになった我が家です。会社も年賀状は送らなくなりました。更にお歳暮も送りません。

習慣とは面白いもので、なぜその行為をするのか分からないまま行っていることが多いです。
少なくとも最初は意味・目的があったのでしょうが、長い期間にその習慣だけが残り、理由は忘れられていきます。

これは仕事も終わりです。例えば、商談に行くときに手土産を持っていく営業マンがいます。持って行かない営業マンもいます。手土産で商談に影響するのでしょうか?
お客様にご迷惑をおかけした時に手土産を持参することもあります。
それではなぜ手土産が必要なんでしょうか?

約20年ほど前、韓国のセキュリティソフトを取り扱う仕事で、その会社の社長(その後韓国の大統領選にも出馬した方)が私の所に来た時に彼は、朝鮮人参の粉末を手土産に持ってきました。これはその時の話題の一つになり非常に効果のある手土産でした。

商談の仕方にも習慣がありましたが、大きく変化しています。
35歳ごろのことですが、それまで商談では最初は世間話をしながら話が進み1時間ほどかけているのが普通でした。ある時今のケーズデンキと最初に商談した時に、その変化がありました。私は他の企業と同じように世間話を始めました、するとその時その当時のケーズデンキのバイヤー高塚さん(その後ケーズデンキの取締役になる)が飯山さん、商談は15分です。時間がないよ。商談内容の資料は先週送っているはずなのでそれにそって説明してくださいと告げられました。事実商談は15分で終わりました。他社1時間の仕事を15分で終了です。

このように習慣とは恐ろしいものです。年末を迎え、いまだに年末挨拶などを行う人はもういないと思いますが、いまだにその習慣から縛られ人の多いこと。日本企業が伸びない原因はこのような習慣にもあるのかもしれません。

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95歳になる母を思い出し

3週間ぐらい前から明け方(明け方と言っても夜中の2時ごろですが)によく母の夢をみます。

母との思い出で一番古いのは私が3歳ぐらいのころに熱を出した私をおんぶして自電車で近くの辻の医者と呼ばれる病院に連れて行ってもらったことです。不思議にその背中の温かさと母親の首元を思い出します。今思えば母30歳ごろなのでしょう。

次に思い出すのは5歳のころ雨の日でした。縁側沿いの畳の部屋で「中の間」と呼ばれる畳の部屋で母が縫物をしてるシーンです。私はそのそばで数字を書く練習をさせられていた記憶があります。直ぐに飽きて寝転がる私がいるのです。兄弟が多かったので母と二人でいたのが嬉しかったのかもしれません。

次に思い出すのが小学校2年生での遠足の朝です。子供なのでとてつもなく興奮して早く起きて茶の間にいました。多分朝5時かもしれません。誰も起きてこず、子供心に早く起きてお弁当を作ってほしい、早く起きないと間に合わないと思いながら、それでも母を起きてきません。そのうち6時ごろ母が起きてきて、なぜ起こさないのかと叱られ、ご飯炊いたら間に合わないと、前日の冷たい残りご飯をおにぎりにして渡されたことです。一言どうせ食べるころには炊いたご飯も冷たいよ、と言われ妙に納得した自分でした。母35歳です。

アパートで独り暮らしをしていたころ(20歳ぐらい)、辛いことが沢山あってなにも食べる気にもなれず過ごしていた時、家に帰ってくるのに母から言われ(なぜなのか分かりませんが)家に帰るなり、母から「とにかくご飯を食べろと言われ」沢山、口にほうばるのですが、涙が止まらず、ボロボロ涙が出てそれでも食べろと言われ、そのあとは黙って風呂に入れられ、なぜがとてつもなく重い綿布団に寝かせれ泥のように眠った思い出があります。翌日母は何も言ませんでした。一言早く東京に戻るように言われただけです。救われた夜でした。
今思えば「無言のやさしさ」があったのかもしれません。

不思議に書いていると色々なことを思い出します。

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仁義にも劣る連中が同業社にいるとは残念です。

昨日発覚、
約8ヶ月前に企画・設計したあるアンテナ周辺製品を当社営業担当者2名(まじめなドコモOB72歳&75歳)が全国の通建会社に紹介に回りをして早6ヶ月。先々週は通信会社役員及び幹部社員にも説明をした製品がありました。

ところがこともあろうか、その紹介して回った南のほうの通建会社の一社が地元のメーカーと共同で当社と同じ製品を作り、売り込みをかけていることが発覚しました。価格は当社より20%安く出してきています。別に特許を取った製品でもないので、法的に違反ではないのですが、一言もなくこの振る舞いは中々のことです。この2社特に、この製造メーカーの社長がもし知っていたのなら企業人としての資質が疑われます。

凄いのはこの通建会社の担当者は当社の担当とも関係が深いはずなのにと疑問に思えます。製造メーカーはこのようなことを平気でする会社なので別に何とも思いませんが、この通建会社大手傘下の名もある企業です。その企業がこのよなことをするとは、社長にも何度かお会いしていますがその社長が知ったらさぞかし激怒されることでしょう。

競争社会にも仁義はあるはず、何をしてもかまわないとは残念でなりません。この社員は名もある会社に入社し、学校でも成績も良かったのでしょう。何を学んできたのかと残念でなりません。
もっと残念なのはこの製品の当社担当者が怒ることもなく、報告することもなく今日を迎えたことです。

怒っているのは社長だけです。

このような話を聞くと当社の社員は非常に免疫力の無い優しい社員達です。厳しい競争社会の中で、多くの企業の中には仁義などどうでもよく「自分の評価、出世のために」他人のものも自分が考えたようにして取組む人間がいます。このような人間は自分の会社の品格も考えません。全て自分中心です。長いサラリーマン生活の中でこのような人間を沢山見てきました。結果このような社員の多くは哀れなことになっています。

このブログを読む人はそんなにいないので、この通建会社やメーカーさんは気づきことはないでしょうが、66歳のおじいちゃんを怒らせるとどうなるのか知らしめる手はあるかもしれません。もっと言うとこの同じ製品を見た同業者や当社のお客様がどのような対応をするのかもこの業界のレベルを測れることになるのかもしれません。もしこの業界全体がそのようなレベルならば当社としてはこの業界からの撤退も視野にいれる必要があるかもしれません。

更に当社の社員がこの問題にどのように対応するのかを見るのも今後私がこの会社を継続して経営するのかを判断することになるかもしれません。
かわいそうなのはこの問題を知らないまま日々工場で製品作りに汗をかいている社員の皆様です。
だからこそ営業姿勢、経営姿勢が大変重要なんです。売れればいい、儲かればいい、などのレベルで会社の品位を落としてしまってはそこで働き多くの仲間を裏切るなることを自覚しなければなりません。

どちらにしても私には口もあれば手もあり、多少衰えたCPUの脳みそがあります。ただし人の道に外れるようなことだけはしない今だぶれない精神はあります。これからどうするのか新幹線の中で本日会う大手通信会社役員にこのことを伝えるべきかを考えたいと思います。

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